再利用ブロック について、知っていても使っていないという人も多いかと思います。上手く使うと、とっても便利な再利用ブロックの使いどころについて考えてみたいと思います。
再利用ブロック
WordPress のブロックエディターには、再利用ブロックという便利な機能があります。固定ページや投稿記事に、毎回共通で表示したいコンテンツがある場合などに利用します。イメージとしては、どこでも好きなところに表示できるウィジェットといった感じです。
お客様の実情に合わせて、最適・最善な提案をさせていただきます。
こんな感じで企業サイトでCTAを表示するとか、そういった場合によく利用されます。
何が便利かというと、通常のブロック を使用している場合、何かの都合で編集しなければならなくなった時、上の例でいうと「 お客様の実情に合わせた 」の部分を「 お客様の実情に合わせて」というふうに、一文字変えたいといった場合でも全部のページの該当箇所を編集しなければなりません。
それが、再利用ブロックを利用していると編集した内容が、全部のページに反映されるので、1回の編集で済みます。
別の使い方としては、スタイルを当てた 「タイトル」 「画像」 「本文」 みたいなセットを 再利用ブロック に登録しておいて、通常のブロック に変換して編集するといったテンプレート的な使い方もできますが、今はブロックパターンが登録できるようになっているので、テンプレートの場合は、ブロックパターンを利用した方が簡単です。
WordPress.org 公式ブログ にも紹介されているように、再利用ブロックは JSON 形式で エクスポート/インポート することもできます。
その他に WooCommerce の商品説明を再利用ブロックを利用してブロック編集したものをショートコードで商品ページに表示させるといった裏技的な使い方もできますね。
再利用ブロックの使いどころは、画像の管理
タイトルを見てピンときた方もいると思いますが、サイト運営をしていると同じ画像をサイト内で何度も利用する場合があります。
画像についても上のCTAのように差し替えないといけない場合が多々あります。
ヘッダーやフッターの画像なら簡単に差し替えできますが、本文中に表示している画像を何か所も差し替えないといけなくなった場合、けっこう時間がかかりますよね。
同じ画像を2回以上使うようになった段階で再利用ブロック化しておくと、この差し替え作業が一発で完了します!
サイト内で何度も使用している画像は、再利用ブロック化しておくのがおすすめです。