2025年11月1日(土)・2日(日)の2日間、WordCamp Kansai 2025が開催されました。
今回は実行委員(広報チーム)、Supportテーブルのテーブルリード、セッションスピーカー、そしてマイクロスポンサーとして参加しました。
イベント概要
基本情報
イベント名: WordCamp Kansai 2025
公式サイト: https://kansai.wordcamp.org/2025/
公式 X: https://x.com/WCKansai
開催日程・会場
コントリビューターデイ(2025年11月1日 土曜日)
- 時間: 11:00 AM 受付開始(本編開始 13:00 PM)
- 会場: Blooming Camp by さくらインターネット
〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町6-38 グラングリーン大阪 北館 JAM BASE 3F
セッションデイ(2025年11月2日 日曜日)
- 時間: 9:00 AM 開場・受付
- 会場: ナレッジキャピタル カンファレンスルーム C
〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 タワーC 8階 - スケジュール: https://kansai.wordcamp.org/2025/schedule/
私の参加形態
- 実行委員(広報チーム)
- Supportテーブル テーブルリード(コントリビューターデイ)
- スピーカー(セッションデイ)
- マイクロスポンサー
Day 1: コントリビューターデイ(11月1日)
会場の Blooming Camp は、ガラス張りで外の景色が見える気持ちのいい空間でした。

Supportテーブルでの活動
コントリビューターデイでは、Supportテーブルのテーブルリードとして活動しました。今回のテーマは 「フォーラムの質問ガイドと回答ガイドを作ろう」 です。
活動の背景
過去のWordCampでは「返信のないトピックに回答する」活動が中心でしたが、最近はAIに質問するとある程度の問題は解決できるようになってきているので、以前に比べてフォーラムへの質問自体が減っているため、未返信トピックが少なくなってきました。そこで今回は、質問者・回答者の両方の視点で貢献できるドキュメントを作成する活動を企画しました。
当日の活動内容
当初の計画では、2つのチームに分かれてそれぞれ「質問ガイド」と「回答ガイド」を作成し、後半で統合する予定でしたが、当日は思っていたよりも時間が足りず、質問ガイドしか手が付けられませんでした。それでも参加者の皆さんと協力して、充実した「フォーラム質問ガイド」を作成することができました。
今後の展開
作成した質問ガイドは、GitHubで管理し、ブラッシュアップして日本語 WordPress のサイトに公開予定です。回答ガイドについては、今後のコントリビューターデイや別の機会で作成を進めていきたいと思います。
Day 2: セッションデイ(11月2日)
広報チームとしての活動
実行委員の広報チームとして、各セッションの様子やスポンサーブースの様子をXでリアルタイムにポストしました。
同じ広報チームの木谷さん、佐々木さんが優秀過ぎたので、自分がポストしようとしたらすでにポストされていることが多かったのですが、できるだけリアルタイムの情報を拾うように会場内を歩き回っていました。
セッションスピーカーとしての登壇

セッションデイでは、「現場で遭遇した「編集できないWordPressサイト」をブロックエディター対応にした話」というタイトルで登壇しました。
制作会社から相談を受けた「編集できないWordPressサイト」の実例を紹介し、どのように問題を解決したかをお話しました。
セッション中に、よくある現場の悩みについて手を挙げてもらったところ、予想以上に多くの方が同様の経験をされていました!
- 前任者が作ったWordPressサイト、仕組みが謎: ほぼ全員
- 管理画面で編集しても反映されない: 半分強
- クライアントから「更新できない」と連絡が…: 4割ほど
- WordPress触れる開発者が社内にいない: 半分近く
会場のあちこちから「あるある!」という反応も起こり、この問題が現場で広く共有されている課題だと改めて実感しました。
WordCamp のセッションに応募して登壇したのは、今回が初めてだったので、とても貴重な経験ができました。
セッションチームのみなさん、ありがとう!

思っていたよりもたくさんの方がセッションを聴きにきてくれたので、びっくりしました。本当にありがとうございました。
WordCamp Kansai 2025で得た学びと気づき
コミュニティの発見
関西のWordPressコミュニティの強さ


WordCamp Kansai 2025を通じて、関西のWordPressコミュニティの強さと結束力を実感しました。実行委員として関わる中で、多くの方々の献身的な活動とコミュニティへの愛を目の当たりにし、大きな刺激を受けました。
次回も何らかの形で(できれば実行委員として)参加したいと思います。
地方のWordPress Meetupでの集客の難しさ
一方で、他の地方のWordPress Meetupオーガナイザーの方々との会話の中で、地方での集客の難しさという共通の課題も見えてきました。大規模なWordCampと、日常的なMeetupでは、参加のハードルや集客の手法が異なるという現実があります。
まとめ
WordCamp Kansai 2025は、実行委員、初めてのテーブルリード、初めてのセッションスピーカーという複数の役割で参加したことで、様々な視点からWordPressコミュニティを体験できた貴重な機会になりました。
コントリビューターデイのSupportテーブルでは、フォーラムをより使いやすくするためのガイド作成に取り組み、セッションデイでは現場の課題を共有することで多くの方々と問題意識を共有できました。
何より、WordPressコミュニティの温かさと、お互いに支え合う文化を改めて実感できた2日間でした!
感謝
WordCamp Kansai 2025の実行委員の皆様、スポンサーの皆様、そして参加してくださった全ての皆様に心から感謝申し上げます。
また、Supportテーブルに参加してくださった方々、私のセッションに足を運んでくださった方々、本当にありがとうございました。


