WADAXの共用サーバーにWordPressを設置した時の覚え書き

まず、WADAXの共用サーバーには、旧プランと現プラン(新プラン)があります。

今回のサーバーは旧プランでした。旧プランの中でもsv113サーバー以前とsv114サーバー以降でインストールマニュアルがわかれています。サーバー情報を見てみると、「ホスト名:sv07.wadax.ne.jp」となっていたので「sv113サーバー以前をご利用のお客様」のマニュアル通りにインストールしてみました。 http://ja.wordpress.org/から最新版4.1.1をローカルにダウンロードして解凍→解凍したファイルを小分けにしてアップロード。このアップロードにものすごく時間がかかります。この時点で嫌な感じはしていましたが、アップ完了後に設定画面を開いてみると、
「Parse error: syntax error, unexpected T_VARIABLE in ~/~/public_html/wordpress/wp-includes/functions.php on line ~」
というようなエラーメッセージ。どうやらPHPのバージョンが対応していないようなので、サーバーのPHPバージョンを確認してみることに。
サーバー内の各種バージョン

契約サーバーが旧プラン(利用サーバー:sv○○、hs○○、hd○○)の場合で、sv113以前の場合はWordpressのインストールができない場合があります。

契約サーバーはsv07でPHPが4.4.9、現行のWordpressのサーバー要件は、PHP バージョン 5.2.4 以上なのでエラーが出たというわけです。
サーバーのPHPバージョンは、変更できずPHP4.4.9に対応するWordpressは、バージョン3.1なので、取りあえずバージョンを下げて再インストールしてみました。
ファイルをアップロードし直して、もう一度トライ。すると今度は、MySQLのバージョンが対応していないというエラーメッセージが出ました。
PHPのバージョンを確認した時に気が付くべきでしたが、sv07サーバーは、MySQがL3.2系(EUC-JP)ということで対応するWordpressのバージョンは2.0以下と、もうお手上げ状態です。

WADAXの旧プランのサーバーは、サーバー番号によってPHPやMySQLのバージョンが違うので要注意です。MySQLは(UTF-8)と(EUC-JP)があります。

取りあえず、サポートに問い合わせをすると「sv114以降のサーバーに無料で引っ越しできます」ということでした。それならそうとインストールマニュアルに書いといてよと思いながら、ついでに新サービスに移行する場合のことも尋ねてみると、初期費用はかかるが、サーバーのスペックは今よりも良くなって年間の費用は安くなる(約半額)のでおすすめですよとのこと。 現サーバーの契約期限が今月末で切れるということもあって、新サービスに切り替えることになりました。

サーバーの移転を先に済ませてWordpressをインストールしてみましたが、DNSの切り替えが落ち着いていなかったのでいろいろと不具合が発生し、一旦アンインストールするはめに。

DNSの切り替えが落ち着いた頃を見計らって、再インストール。 新サービスの方は、コントロールパネルから簡単インストール機能を使ってインストールできますが、ファイルをアップロードしてくれるだけで後は手動設定です。 WordPressインストールマニュアル(新サービス)

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マニュアルの内容が丁寧なので、初心者でもこの通り進めれば問題なくインストールできます。

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設定完了後は、
/public_html/wordpress/wp-config.php
のパーミッション(=権限)を、ご利用のFTPソフトで『404』へ必ずご変更下さい。

と、しっかり注意書きもされていました。

今回分かったこと(2015年4月)

  • WADAXの共用サーバーでは、旧プランと現プラン(新プラン)の確認が必要
  • WADAXの旧プランのサーバーは、サーバー番号によってPHPやMySQLのバージョンが違うので要注意 サーバー内の各種バージョン
  • 契約サーバーが旧プラン(利用サーバー:sv○○、hs○○、hd○○)で、sv113以前の場合はiインストールできないので、サポートに連絡してsv114以降のサーバーに無料で引っ越しする
    (出来れば新プランか、別のサーバーを検討)
  • 引っ越し後は、DNSの切り替えが落ち着いてからWordpressをインストール